Diary

聞いてないよぉ!(怒)


 昨日の日記に書いたとおり、今日は実家へ行って自転車を最寄りの自転車屋へ持って行き、チューブの交換を頼んだ。ここからはあくまで客観的にその時のやりとりを再現しよう。

【私】すみません、後輪のチューブの交換をお願いしたいんですが。

レジに座っていた店のオヤジが出てきて、店の前に停めておいた私の自転車を一瞥。

【オヤジ】タイヤは交換しますか?

【私】タイヤは今日は結構です。

【オ】わかりました。

そして、早速作業に取りかかるオヤジ。さすがプロは慣れたもので、ほんの数分後にはチューブ交換が完了。

【オ】2,500円になります。

私は財布から千円札を3枚取り出してオヤジに渡す。お釣りの500円玉を受け取ると、早速自転車に乗って帰路についた。ところが・・・・・

わずか30mも走らないうちに、昨日も聞いたあの「パーン!」という銃声にも似た音を再び耳にするとは思ってもみなかった。

やむを得ず店に引き返した。

【私】すみません、またチューブが破裂したんですけど・・・・・

【オ】だからタイヤを交換しなきゃ駄目だって何度も言ったでしょう!?

え?何度も?あんたが「タイヤ交換は?」って尋ねたのはたった一度だぞ。しかも、またチューブが破裂する危険性があるなんて一言も聞いてないぞ!しかし、ここでオヤジと口論しても何の得にもならないと判断した私は、気を取り直して

【私】タイヤを交換したら(値段は)どれくらいですか?

【オ】3,800円と4,800円のものがあります。

【私】それって、チューブも込みですよね?

【オ】はい。

【私】それじゃぁ、安い方でお願いします。お金を下ろしてくるので、その間に作業をしておいてください。

こうして、私はその店の並びにあるミニストップへ。現金を引き出して、再び店に戻る。作業はすぐ終わり、私は泣く泣く福沢諭吉さんをオヤジに渡す。オヤジはさすがに申し訳ないと思ったのか、

【オ】「ほんの気持ちです」

と私に返したお釣りは6,500円だった。



 私がオヤジに文句ひとつ言わずに再度タイヤ交換を頼んだのは、オヤジと喧嘩になって、別の店まで再び自転車を押していくのが面倒だったからで、そうでなければとことん口論してやりたかった。ハッキリ言って、二度目の支払いは、総額3,800円から最初に払った2,500円を引いた1,300円でいいと私は思っている。確かにタイヤ交換をするかと尋ねられはしたものの、その時にまたチューブがバーストするなどとは一言も聞いていないし、そういう口ぶりすらなく、ただ事務的に尋ねられただけだったから。

 取り外された古いタイヤを見るとかなりの傷みがあり、一部裂けてしまっている箇所も見受けられた。であるならば、プロであるオヤジは私に
「タイヤがかなり傷んでいるから、交換しなければまたチューブが破裂するかもしれませんよ」
とちゃんと説明すべきだろう。その上で私がタイヤ交換を断ったなら、再度店を訪れてからのやりとりは仕方ないと思うし、追加料金の3,800円もやむを得ないと納得できたのだが・・・・・あのオヤジ、断じて許せん!

 こんな風に思う私は、間違っているのだろうか?
2010年04月29日(木) No.6 (日記)

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