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『遠くの空』初日舞台挨拶


 『nude』に続き今月2回目となる初日舞台挨拶は、先月『KING GAME』の初日舞台挨拶で行ったばかりの新宿K's cinemaで、主演は最近ご無沙汰だった内山理名だ。

 9月25日に公開される作品には、香里奈の『ラブコメ』、深キョンの『恋愛戯曲』もあり、美人女優の主演作が目白押し状態だったが、私が迷わず真っ先に観ることにしたのは内山理名だった。

 1999年に放映されたテレビドラマ『美しい人』で、田村正和扮する主人公・岬京介の一人娘・岬圭子役で内山理名を初めて観て以来、ずっと気にかかっていた女優で、とにかく演技の上手い女優だという強い印象が残っていた。

 私が彼女を観るのは、2005年の『深紅』(ビデオ鑑賞)以来で、あれから5年経過した彼女の実物を観た感想は、ただただ「綺麗」の一言で、他の言葉など浮かばなかった。大袈裟に思えるかも知れないけど、それほど彼女は私の好みの女優像にピッタリとハマっていたのだ。とにかく、激太りとか激痩せみたいに変に変わってなくてホッとした。

 登壇者は彼女の他に、監督の井上春生、それに内山理名の母親を演じた黒田福美の3名。黒田福美はなぜか韓国の民族衣装・チマチョゴリを着ての登壇で、「日本蔑視、韓国側に偏りすぎ」との批判があったのも頷ける気がした。ちなみに彼女、質問に応えて話している中で、自分の演じた役名を「松本明子(本当は松木昭子)と間違えていたのを、私は聞き逃さなかった。そして、本物の松本明子を想像して、一瞬吹き出しそうになった。

 もっと内山理名の突っ込んだ話を聞きたかったのだが、思いの外短い時間で舞台挨拶が終了となってしまってひじょーに残念。これを機に、彼女の主演作がまた製作されることを願いたい。次も絶対に舞台挨拶に行くぞ!
2010年09月25日(土) No.32 (映画)

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