Diary

『ばかもの』初日舞台挨拶


 なんだかここへの書き込みは恐ろしく久しぶりに思えるが、それもそのはず前回の書き込みは3ヶ月近くも前の9月25日の『遠くの空』だった。

 書き込みも9月25日以来だが、映画の舞台挨拶もまた9月25日以来となる今回は、成宮寛貴・内田有紀主演の『ばかもの』で、私はもちろん内田有紀が目当てなのだが、おそらくは成宮寛貴見たさの女性ファンが殺到するだろうと予想していた。

 この『ばかもの』という作品、悔しいことに実は自分が勤める会社が製作した作品なのだ。社内試写会も行われて、いつもであれば自社製作の作品(例えば今まででは『真幸くあらば』『牙狼 Red Requiem』など)は料金など払わずに社内試写会で済ませていたのだが、今回は内田有紀の誘惑にどうしても抗しきれなかったのだ。

 作品の内容は『Movie』に譲るとして、上映終了後の舞台挨拶についてを書かせてもらおう。

 登壇者は金子修介監督、それに主演の2人の計3名だけだが、その方が2人からじっくりと話を聞けるから私にとってはありがたかった。そして、上映が終了し、場内が点灯されるとともに、次から次へと女の子が入ってきて、空いていた席が次々と埋まっていく。え?もしかして本編そっちのけで、成宮寛貴の実物見たさに舞台挨拶だけかよ!?これは今までの舞台挨拶では見られなかった現象だった。

待ちに待った2人の登場なのだが、女性ファンからの成宮寛貴への黄色い歓声が沸き起こったのにはちょっと驚いた。これも今までの舞台挨拶ではなかった経験だった。

 青のドレスに身を包んで舞台に上がった内田有紀から受けた第一印象は、「顔が小さい!」。

 そして、司会者の質問への受け答えを聞いていると、今ひとつ要領を得ない成宮くんに対して彼女の返答は明瞭快活で、そのことは彼女の頭の回転の良さの表れだろうと、思い切りひいき目に解釈(笑)。また、「アミダババア」なんていう懐かしネタも登場して、退屈しない舞台挨拶だった。

 それでも登壇者が退場する時には、相変わらず成宮くんにだけ黄色い歓声が飛ぶ。まぁ、彼のファンと内田有紀のファンでは明らかにファン層が異なるから仕方ないか。
2010年12月18日(土) No.33 (映画)

No. PASS