Diary

腕時計


 今、腕時計の購入を考えている。メーカーは多分オメガかブライトリング。いずれも高級腕時計の部類に属するものだ。

 ところで、世界三大と言われる腕時計メーカーはどこかご存知だろうか?ブルガリ?グッチ?それともロレックス?たいていの人が高級腕時計と聞けば、まず思い浮かべるのが多分ロレックスだろうと思われるけど、実はロレックスも大衆腕時計なのだ。

 車で言えば、フェラーリが高級車メーカーであるのに対し、ベンツが高級大衆車であるのと同じで、頑張れば何とか手が出る範囲の価格帯であれば、それは「大衆車」であり「大衆腕時計」になる。

 では、世界三大高級腕時計はというと、実はほとんど名前が知られていないであろう、パテック・フィリップ、ヴァシュロン・コンスタンタン、オーデマ・ピゲがそうなのだ。

 この三大メーカーには、100万円以下の価格帯の腕時計はほとんどない。そして、高価な物になるとその価格は日本円で8桁にまで跳ね上がる。

 たとえば、

これはオーデマ・ピゲのロイヤルオークトゥールビヨンクロノグラフ
という何とも長ったらしい名称の時計で、価格は日本円でなんと28,350,000円!!


はパテック・フィリップの年次カレンダー搭載のクロノグラフで、
価格は日本円で14,301,000円


はヴァシュロン・コンスタンタンのマルタ・トゥールビヨンスケルトンで、
価格は日本円で22,575,000円

 下手したら家が買えちゃうよ・・・・・

 こんな想像を絶する値段を見せつけられてしまうと、ロレックスが100万円で買えるとすれば、それは確かに大衆価格だと納得できてしまう。

 しかも、ロレックスであれば誰が見ても高価な時計だとわかるが、上記の3メーカーの時計はそれを見ても価値に気づく人は少ない。

 そんな理由から、車で言えばベンツに相当するロレックスが高級腕時計としてもてはやされるのだ。

 しかに、いかに大衆腕時計とはいっても、小市民の私にはロレックスさえ高嶺の花。というわけで、やはり高級腕時計と言われながらもロレックスよりさらにお手頃価格であるオメガかブライトリングを、ネットで探し回る今日この頃なのだ。
2011年10月18日(火) No.39 (日記)

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