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『妖怪ウォッチ』、まさかの・・・・・


 テレビをつけると、『スター・ウォーズ』とのコラボレーションCMばかりが嫌みなほどにやたらと目に付く今日この頃。

 TOHOシネマズでは、初日12月18日(金)の18時20分の上映の座席予約を、なんと1ヶ月も前から受け付けて、2週間前には全席が予約完売という異常な事態になっていた。その『スター・ウォーズ』がいよいよ公開となり、密かに楽しみにしていた観客動員が発表となった。

 その結果、驚くべきことに、てっきりぶっちぎりで首位デビューと思われた『スター・ウォーズ』を押しのけて1位になったのが、『妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』だった。

 私が毎週目を通しているランキング・サイトでも、コメントには「『妖怪ウォッチ』が果たしてライバルたり得るのか?」と、『スター・ウォーズ』の絶対優位は揺るぎないものだという前提で書かれていた。なのに、蓋を開けてみれはこの結果。しかも、驚くべきことはまだある。

 まずは公開スクリーン数だが、『妖怪ウォッチ』が全国430余りのスクリーン数なのに対し、『スター・ウォーズ』はその倍を遥かに上回る約960スクリーン!しかも、『妖怪ウォッチ』の出足は昨年公開された1作目と比較すると、興収比で65%とのこと。いかに昨年の出足が凄まじかったのかがよくわかる。

 で、私はこの結果が実は嬉しくて仕方ない。『スター・ウォーズ』はエピソード4に相当する、1977年公開の1作目しか観ていないくて、2作目以降は観る気も起きなかった。エピソード1は確か8位デビューで3週目以降はベスト10から姿を消していたし。

 だから、今さら過去の6作品をDVDで一気観する気にもなれなくて、J・J・エイブラムスが監督を務めようが、今回の『フォースの覚醒』ははなから劇場で観るつもりはなかったのだ。

 ただ、これはあくまで第1週目の結果であって、昨年の『妖怪ウォッチ』も3週目には同じ週に封切りになった『ベイマックス』に首位を譲り、その後『ベイマックス』は6週間も首位を走り続けたという経緯もあるから、今年もおそらくは似たような経過を辿りそうな気はするが。
2015年12月21日(月) No.50 (映画)

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