Diary

パソコン復活顛末記 その1


 長〜〜〜いトンネルをくぐり抜けて、やっと明るい場所へ出てくることができた、今の心境はちょうどそんな感じだ。

 未だかつてPCがこれほどの重症に陥ったことはない。トップページにある“What's New”に、5月30日付で「PCが起動しなくなったが、やっと最小限の作業ができるようになった」という旨の記載をしたが、それは例えて言うなら“嵐の前の静けさ”のようなもので、その後訪れるさらなる悪夢のほんの前兆に過ぎなかったのだ。

 その時使用していたOSは、Windows7の32bit版。それが、ある日ついに本当に全く起動しなくなった。それだけならまだ傷はそれほど深くはないのだが、問題なのは、再度ハードディスクをフォーマットしてインストールし直そうとしても、インストールが“失敗に終わる”ことの連続だったこと。さらに追い打ちをかけるように、別のハードディスクをフォーマットしてインストールしようとしても、挙げ句に新しくハードディスクを購入してインストールしようとしても、いずれもしっぱに終わってしまうようになったのだ。これにはさすがに参った。正直、落ち込んだ。

 ハードディスクに問題がない以上、残る原因はマザーボードにあるとしか思えない。そろそろCPUとマザーを交換しようかな、なんて思っていた矢先だったから、思い切ってケースと電源ユニット以外はすべてリニューアルすることにした。幸い全てのデータファイルはDドライブに設定した別ハードディスクに入っていたのが不幸中の幸いだった。

 CPUはインテルのi7-6700K 4GHzでマザーボードはASUSのH170-PRO、それにメモリは4GB×4枚で計16GB。これで新規にPC組み立てを行うこととなったのだが・・・・・。

(その2へ続く)

2016年07月19日(火) No.53 (etc)

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