評     価  

 
       
File No. 0203  
       
製作年 / 公開日   2004年 / 2004年09月18日  
       
製  作  国   アメリカ  
       
監      督   アレックス・プロヤス  
       
上 映 時 間   115分  
       
公開時コピー   ルールは破られた、未来は守れるか。  

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最初に観たメディア  
Theater Television Video
 
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キ ャ ス ト   ウィル・スミス [as デル・スプーナー]
ブリジット・モイナハン [as スーザン・カルヴィン博士]
アラン・デュディック [as サニー]
ジェームズ・クロムウェル [as アルフレッド・ラニング博士]
ブルース・グリーンウッド [as ローレンス・ロバートソン]
エイドリアン・L・リカード [as グラニー]
チー・マクブライド [as ジョン・バーギン副所長]
ジェリー・ワッサーマン [as バルデス]
フィオナ・ホーガン [as V.I.K.I.]
シャロン・ウィルキンス [as 喘息の女性]
シャイア・ラブーフ [as ファーバー]
 
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あ ら す じ    2035年のシカゴ。街中では家庭用ロボットが普及し、人間の生活に必須なものとなっていた。ある日、巨大企業USR社に勤務するロボット工学の第一人者アルフレッド・ラニング博士が謎の死を遂げる。ロボットを毛嫌いするシカゴ市警のデル・スプーナー刑事は、博士が開発したNS-5型ロボットのサニーに疑いの目を向ける。捜査に協力するUSR社のロボット心理学者スーザン・カルヴィン博士は、
  第1原則:ロボットは人間に危害を加えない
  第2原則:1に反しない限りロボットは人間の命令に従う
  第3原則:1と2に反しない限りロボットは自らの身を守る
という“3原則”を理由にロボットが人間へ危害を加えることは絶対にあり得ないと主張する。しかし、事件を執拗に追うスプーナーをNS-5型ロボットが次々と襲ってくる。そして、サニーを調べていたスーザンは、サニーが他のNS-5型ロボットと異なりユニークであり、3原則に反することができるという事実を知る。
 そして、ついにある日NS-5型ロボットが人間の命令に全く従わなくなり、街はパニックに陥った。USR社のローレンス・ロバートソンがNS-5型を操っていると睨んだスプーナーは、スーザンの手引きによってUSR社に侵入するが、2人がそこで見た物は黒幕と思われたロバートソンの死体だった。そして、スプーナーはNS-5型を操っていた者の正体と、何のためにラニング博士がサニーを造ったかを悟るのだった・・・・・。
 
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たぴおか的コメント    あまり期待せずに観たために、いい意味でも悪い意味でも期待を裏切られずに済んだ。「ロボットは人間の感情を持ち得るのか」というテーマに則ってストーリーは進行するが、結局は所詮ロボットは何物かに操られる道具に過ぎないというオチがついてしまった。どうでもいいけど、このNS-5型ロボットは蝋人形のような顔面の表情が動くのはちょっと気色悪い。深遠なテーマを持つ考えさせられる作品として観るよりも、ウィル・スミスが主人公の単純な近未来アクション作品として観た方が楽しめるかも知れない。