製作年/公開日
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2004年 / 2005年03月09日
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製 作 国
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日 本
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監 督
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池田 俊春
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上 映 時 間
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119分
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公開時コピー
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凶器が狂気にかわるとき・・・
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最初に観たメディア
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キ ャ ス ト
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豊川 悦司 [as 安永]
麻生 久美子 [as 知夏]
斎藤 歩 [as 日高]
樋口 浩二 [as 磯部]
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石丸 謙二郎
阪田 瑞穂
小野 みゆき
二木 てるみ
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寺田 農
阿部 寛 [as 堀之内]
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あ ら す じ
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相次いで惨殺された2人の女子高生。喉元にハサミが十字架のように突き立てられた遺体の様子から、マスコミは犯人を“ハサミ男”と名付ける。やがて警察の捜査の遅れに非難が集まる中、第三の事件が起こってしまう。
夜の公園に十字に横たわる少女の遺体を発見したのは、知夏という若い女性と日高という男性だった。知夏はある理由から被害者の少女の身辺を探っているうちに、偶然に遺体の発見者となったのだった。警察はサイコアナリスト堀之内を捜査の指揮にあたらせ、堀之内は事件をハサミ男の仕業と断定し、知夏と日高が重要参考人として警察の監視下に置く。しかし、知夏はある確たる理由から、第三の事件の真犯人がハサミ男ではないことを知っていた。そして、彼女の傍らにいつも寄り添う謎の男安永とともに、事件の真犯人を突き止めなければならない立場に追い込まれてしまうのだった・・・・・。
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たぴおか的コメント
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なかなか巧く作られていると感心した。冒頭から登場する知夏と安永。しかし、2人の関係は恋人なのか何なのか、全く説明されないままにストーリーは進んでいき、土壇場で思いがけない真相が判明する。真相がわかると、それまで意味不明だった登場人物のリアクションがたちまち意味を持っていたことがわかり、その辺の展開はある意味『シックス・センス』を思わせるものがある。豊悦はともかく麻生久美子がいい。彼女は『魔界転生』で観た時にはまったく印象に残っていないが、今回はたっぷり2時間の間彼女の演技を堪能できた。そして阿部ちゃん。やっぱり彼はただ者ではなく、単なる正義の味方のサイコアナリストで終わりはしなかった。
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