製作年/公開日
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2002年 / 2003年03月29日
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製 作 国
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アメリカ
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監 督
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カート・ウィマー
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上 映 時 間
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106分
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公開時コピー
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俺が世界を覆す!
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最初に観たメディア
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キ ャ ス ト
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クリスチャン・ベイル [as ジョン・プレストン]
テイ・ディッグス [as ブラント]
エミリー・ワトソン [as メアリー・オブライエン]
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ウィリアム・フィッチナー [as ユルゲン]
アンガス・マクファーデン [as デュポン副総裁]
ショーン・ビーン [as パートリッジ]
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あ ら す じ
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第3次世界大戦後、生き残った指導者たちは戦争勃発の要因となる人間のあらゆる感情を抑止させるべく、精神に作用する薬プロジウムを開発。これを国民に毎日投薬し、徹底した管理国家体制を敷いた。そして反乱者は、クラリック(聖職者)の称号を持つ警察に捕らえられ厳罰に処されるのだった。
銃を用いた武道GUN=KATAの達人ジョン・プレストンは、冷徹に任務を遂行する非情のクラリックだった。彼はある日、相棒のパートリッジが感情違反を犯していることに気づく。プレストンは彼を射殺するが、それ以来国家に対して疑いを抱くようになり、自らプロジウムの投与を放棄するのだった。
パートリッジの後任には、野心家のブラントが配属された。次第に人間本来の感情を取り戻していくプレストンに対して、ブラントは出世のために、虎視眈々とプレストンの隙を狙っていた。そして、感情違反で捕らえられていたメアリーが火刑に処せられたことで、プレストンの感情は堰を切ってあふれ出し、これを目撃したブラントに逮捕されてしまう・・・・・。
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たぴおか的コメント
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ひょんなことからこの作品の存在を知り、主演がクリスチャン・ベイルならばビデオででも観てみようか、と軽い気持ちでレンタルしてきたのだが、中身は期待以上に面白かった。特筆すべきは、何と言っても"GUN=KATA"と名付けられた格闘技で、拳法でも空手でもない、その動きが非常に斬新で目新しい。特に、ラストでデュポン副総裁との一騎打ちのシーンは、他のシーンほど大きな動きはないものの、どちらがどちらを撃つのか、緊迫感あふれる手に汗を握る鍔迫り合いを見せてくれている。ちなみに、デュポン副総裁役のアンガス・マクファーデンの顔は、私には中日ドラゴンズの谷繁捕手に見えて仕方ない(笑)。おかげで、いくら真剣な台詞を吐いていても、思わず「プッ」と吹き出しそうになってしまった。
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