製作年/公開日
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2005年 / 2006年05月27日
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製 作 国
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韓 国
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監 督
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アンドリュー・ラウ
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上 映 時 間
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125分
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公開時コピー
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愛は、枯れない。
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最初に観たメディア
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キ ャ ス ト
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チョン・ジヒョン [as ヘヨン]
チョン・ウソン [as パクウィ]
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イ・ソンジェ [as ジョンウ]
チョン・ホジン [as チャン刑事]
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あ ら す じ
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オランダ、アムステルダム。画家の卵ヘヨンは、名前も顔も知らないある一人の男性を想い続けていた。それは彼女が絵を描くため山間の祖父の家に滞在していた時、彼女のために川に橋を架けてくれた人だった。彼女はその時お礼にデイジーの草原を描いた絵を贈ったところ、以来彼女のもとにデイジーの花が贈られてくるようになった。
そんなある日、広場で肖像画を描くヘヨンの前に客として現われた一人の男ジョンウ。ヘヨンは一目見た瞬間に、彼こそ彼女が想い続けてきた運命の相手と確信する。だが、ジョンウの正体はインターポールの刑事で、張り込みのために客に成りすましていただけだった。しかし、ジョンウもヘヨンを知るにつれ、次第に彼女に惹かれていくのを感じていた。
そんな広場でのヘヨンをマンションの一室から見守る男、パクウィ。彼こそがかつてヘヨンのために橋を造り、ヘヨンのもとへデイジーを贈り続けた張本人だった。しかし、彼は自らの職業のために、ヘヨンに話しかけることを思いとどまっていた。彼は、ある組織に雇われたプロの暗殺者だったのだ。そして、運命の悪戯はパクウィとジョンウを対決するように仕向けるのだったが・・・・・。
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たぴおか的コメント
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公開初日に開演時間を1時間間違えたため、再度劇場へ足を運んで観ることとなった作品。2週目に入っても席は7割程度が埋まっていたのは意外だった。それはともかく、久しぶりに観たチョン・ジヒョンはやっぱり良かった。おそらくは、『猟奇的な彼女』や『僕の彼女を紹介します』のようなキャラよりは、この作品のヘヨンが本当の彼女のキャラクターに近いのだろう。『僕の彼女〜』では『猟奇的な〜』の余勢でそのまま演じていたような彼女だったが、この作品でやっと本物の女優になったように思える。全編をオランダで撮影したこともあって、今までの韓国映画とは趣を異にした作品に仕上がっている。ストーリーは全く違うが、竹野内豊とケリー・チャンの『冷静と情熱のあいだ』に通じるような雰囲気を持っている作品ではないだろうか。
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