製作年/公開日
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2006年 / 2007年04月28日
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製 作 国
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アメリカ
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監 督
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アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ
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上 映 時 間
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143分
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公開時コピー
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届け、心。
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最初に観たメディア
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キ ャ ス ト
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ブラッド・ピット [as リチャード]
ケイト・ブランシェット [as スーザン]
ガエル・ガルシア・ベルナル [as サンチャゴ]
役所 広司 [as ヤスジロー]
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菊地 凜子 [as チエコ]
二階堂 智 [as ケンジ]
アドリアナ・バラーザ [as アメリア]
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あ ら す じ
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モロッコの険しい山間部を走る一台のバスに乗り合わせた一組のアメリカ人夫妻、リチャードとスーザン。彼らは、壊れかけた夫婦の絆を取り戻すため、子供を乳母に預けて二人だけで旅行にやってきていた。ところが、遠くから山羊飼いの少年が悪戯心からバスを狙って撃ったライフルの銃弾が、運悪くスーザンの肩を直撃してしまう。血まみれの妻を抱え、リチャードは医者のいる村へと急ぐが・・・・・。
リチャードとスーザンがアメリカに残してきた幼い子供たちの面倒をみていた、メキシコ人の乳母アメリア。息子の結婚式に出るため帰郷する予定だったが、スーザンが怪我を負ったために夫妻が戻れなくなり途方に暮れる。仕方なく、甥のサンチャゴが迎えにきた車に幼い子供たちも一緒に乗せ、メキシコへと向かう決断をするが・・・・・。
モロッコでアメリカ人旅行者が狙撃された事件は、世界的規模で報道される。現地警察は、事件に使われたライフルの出所としてある日本人にたどり着き、警視庁が依頼を受け確認にあたった。そのライフルの元持ち主であった日本人とは、聾唖の娘チエコと二人で高層マンションで暮らしていた会社員ヤスジローだった・・・・・。
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たぴおか的コメント
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菊地凜子が35年ぶりに日本人オスカーノミネートで話題を呼んだ作品。が、作品を観たら、これで助演女優賞を受賞したならジェニファー・ハドソンに対して失礼だと感じてしまった。聾唖の女子高校生役が誰にでもできる役柄だとは言わないが、かと言ってそれほど演技力に光るものがあるとも思えない。役所広司は登場するシーンも少なく、台詞もそれに輪をかけて少ないという有様で、彼らに期待して観た私としては当然のことながらいささか失望させられたのは事実。決して作品自体が退屈なワケではないのだが、この作品全体を貫く「言葉の壁」というテーマが全く理解できず、全く別のオムニバス3作品を寄せ集めただけのように思えて仕方ない。
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