製作年/公開日
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2007年 / 2007年06月02日
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製 作 国
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日 本
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監 督
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平岡 雄一
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上 映 時 間
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114分
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公開時コピー
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どんなに離れていてもひかれあう強い力
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僕らはそれだけを信じていた。
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最初に観たメディア
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キ ャ ス ト
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長澤 まさみ [as 滝川花梨]
山田 孝之 [as 遠山智史]
塚本 高史 [as 五十嵐佑司]
国仲 涼子 [as 柴田美咲]
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北川 景子 [as 葛城桃香]
黄川田 将也 [as 夏目貴幸]
本多 力 [as 松岡郁生]
黒田 凜 [as 子供時代の花梨]
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深澤 嵐 [as 子供時代の智史]
桑代 貴明 [as 子供時代の佑司]
和久井 映見 [as 遠山律子]
小日向 文世 [as 遠山悟郎]
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あ ら す じ
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13年前に幼なじみの滝川花梨と五十嵐佑司に誓った夢だった、アクアプランツの店“トラッシュ”を開いた遠山智史。ある日、彼の店トラッシュに突然トップモデルの森川鈴音が訪れる。鈴音が絶大な人気を誇るモデルであることを知らなかった智史は、彼女の強引な申し出を断り切れず、住み込みで店を手伝ってもらうことになる。こうして、智史と鈴音の奇妙な同居生活は始まった。
鈴音がなぜ突然自分の店に住み込むことになったのか?やがて智史はその理由に気づく。彼女は実は13年前に離ればなれになった、幼なじみの滝川花梨だったのだ。遅ればせながら再会を喜び合ったふたりだったが、もうひとりの幼なじみである五十嵐佑司の消息が不明だった。ところが、佑司の居場所は意外に早く判明する。ふたりは佑司に会いに行くが、佑司は事故に遭って昏睡状態だった。失意のうちに帰ろうとする智史に、花梨は佑司の元に残ると告げる。13年前に別れた駅で、再び智史は花梨と別れることとなった。
花梨と別れてひとり店に戻った智史に、父悟郎は花梨から口止めされていた事実を告げる。花梨の今までの言動の理由を知った智史は、大急ぎで花梨に会いに行くのだが・・・・・。
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たぴおか的コメント
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『いま、会いにゆきます』は良かったが、『ただ、君を愛してる』そしてこの作品と回を重ねるにつれ、そろそろ市川拓司原作のワンパターンには飽きてきた(特に、あり得ない難病にはもうお腹いっぱい)。今までに輪をかけてあり得ないような設定のファンタジーは布石(オニバスの種や智史の父)が見え見えで、ラストは誰にでも容易に予想がついてしまう。ちょっと大人びた長澤まさみは魅力的だったが、あまりに健康的で難病に苦しむ有様が感じられないのは残念。加えて、彼女が同じ役柄ばかりを演じて型にはまった女優になってしまわないか、いささか心配になってきた。そういう意味では、山田孝之(顔丸過ぎ)の演技はまさに型通りで、もはや俳優としての魅力を感じられなくなってきている。むしろ塚本高史が智史を演じた方が、新鮮でインパクトがあって面白かったのではないだろうか。それに、彼だったら山田孝之と違って、ヒールの高いブーツを履いた長澤まさみにも身長で負けることはないだろうし(笑)。
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