評 価
File No.
0734
製作年 / 公開日
2006年 / 2008年04月19日
製 作 国
フランス
監 督
ドゥニ・デルクール
上 映 時 間
85分
公開時コピー
あなたがいないと、だめになる
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
カトリーヌ・フロ
[as アリアーヌ・フシェクール]
デボラ・フランソワ
[as メラニー・プルヴォスト]
パスカル・グレゴリー
[as ジャン・フシェクール]
グザヴィエ・ドゥ・ギュボン
[as ローラン]
クロティルド・モレ
[as ヴィルジニー]
クリスティーヌ・シティ
[as プルヴォスト夫人]
ジャック・ボナフェ
[as プルヴォスト氏]
マルティーヌ・シュヴァリエ
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あ ら す じ
少女
メラニー
は、コンセルヴァトワールに入学してピアニストになることを夢見ていた。しかし、入学試験で審査委員長を務めた人気ピアニストの
アリアーヌ
が、メラニーがピアノを弾いている最中に無神経な態度をとったことに動揺し、演奏を中断してしまう。試験に失敗したメラニーは、ピアニストになる夢を諦めてしまう。
十数年後、美しい女性に成長したメラニーは、高名な弁護士
ジャン・フシェクール
の事務所で実習生として働いていた。そしてある日、ジャンが出張の間息子トリスタンの世話係を探していることを知ったメラニーは、自ら世話役を買って出た。ジャンの妻が、メラニーの夢を奪ったあのアリアーヌだったことは、果たして偶然だったのだろうか。
アリアーヌは、以前交通事故に遭って以来、演奏に対して恐怖心を抱いてしまい自信を失っていた。そんなアリアーヌは、メラニーにピアノの経験があると知ると、彼女に譜めくり役を依頼する。そして、練習を重ねるうちに、メラニーに対して信頼と好意を抱くようになり、演奏会でも彼女が傍らにいるだけで恐怖心を抱くこともなくなったのだった。
今や、アリアーヌの成功も失敗もすべて自分の掌中にある、そう確信したメラニーは、密かにある計画を進めるのだった・・・・・。
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たぴおか的コメント
メラニーの目的はやっぱり復讐だったのかぁ・・・・・綺麗事を言うつもりはないが、どういう理由があるにせよ復讐は成功したとしても後味は決して良くない。確かに、アリアーヌがメラニーの試験でとった態度は無神経なものであり、相手が少女であればなおさらのことだ。とは言え、当の本人であるアリアーヌだけに留めておくならいざ知らず、何の罪もない息子トリスタンまでも復讐の対象としてしまうのには、賛同や共感の余地がない。メラニーの裏側に隠された悪意も知らずに、ただメラニーに言われた通りにピアノを練習するトリスタンがかわいそうでしかたなかった。