評 価
File No.
1961
製作年 / 公開日
2014年 / 2014年02月08日
製 作 国
日 本
監 督
井口 奈己
上 映 時 間
122分
公開時コピー
死ぬほどモテる色男と七人の女たちのおかしみとかなしみ
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
竹野内 豊
[as ニシノユキヒコ]
尾野 真千子
[as マナミ]
成海 璃子
[as 昴]
木村 文乃
[as タマ]
本田 翼
[as カノコ]
麻生 久美子
[as 夏美]
阿川 佐和子
[as ササキサユリ]
中村 ゆりか
[as みなみ]
並木 史朗
[as ユキヒコの上司]
田中 要次
[as みなみの父]
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あ ら す じ
ルックス、仕事、セックス・・・・・全てが完璧で、女には一も二もなく優しく、女に関して懲りることを知らない男・
ニシノユキヒコ
は、愛を求め続けていた。10年前に恋に落ちたのは人妻の
夏美
。
みなみ
という5歳の娘のいる女性だった。3歳年上の会社の上司
マナミ
は、ニシノがかつての恋人
カノコ
と二股に近い関係を持っていると知りながらも彼と関係を結んでしまう。
そんなある日、彼のマンションの隣に住む
昴
と
タマ
も、ひょんなことからニシノと繋がりを持つ。そして、料理教室でニシノに出会った主婦
ササキサユリ
も彼のとりこになった。彼の周りにはいつも魅力的な女性たちがいて、ニシノは彼女たちの欲望を満たし、淡い時を過ごす。しかし、女性たちは最後には必ず自らニシノのもとを去ってしまうのであった・・・・・。
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たぴおか的コメント
竹野内豊が主演だという点が最大の興味だったのだが、共演する女優陣の豪華さもまた見所のひとつだ。尾野真千子、成海璃子、木村文乃、本田翼、麻生久美子と、これだけの美女が一堂に会するなんて滅多に観られるもんじゃない。
それにしても、羨ましすぎるニシノユキヒコ。女性が何を望んでいるかがわかるなんて、『ハート・オブ・ウーマン』のメル・ギブソンじゃないけど、最強の武器を持っていて、おまけにイケメンとあれば女性が群がらないわけがない。けれども、どんな時も至れり尽くせりだと、女性は逆に物足りなさを感じてしまうのかもしれない。時には、わがままを言ってぶつかったりすることも必要だろう。だから、女性は皆自分から彼の元を離れて行ってしまうのかな。
ニシノユキヒコを演じる竹野内豊の、飄々とした演技はさすがだ。私は、竹野内はどちらかといえばコミカルな演技が上手い役者だと思っているが、その意味でもまさに適役だろう。ニシノがいつも下心を持っているような男に見えてしまっては台無しになるところ、イヤラシさを感じさせない、それでいて女性を惹き付けるという役柄をさらりと好演しているのはさすがだ。
女性陣がまた魅力的で、仕事が出来るがその裏では女性らしい可愛らしさをのぞかせる尾野真千子演じるマナミ、こんな娘と付き合うと楽しくて仕方ないだろう本田翼演じるカノコ、完璧なネコ型の性格の成海璃子演じる昴、上辺は冷静を装っているけど実はニシノに惹かれている木村文乃演じるタマと、皆それぞれが個性的で、見ていてワクワクさせられる。当然男性である私はニシノに感情移入するわけで、彼と共に疑似恋愛を体験できるのが、この作品の魅力なのだ。女性が観たら、一体どう感じるのだろう?