評 価
File No.
2770
製作年 / 公開日
2017年 / 2018年04月06日
製 作 国
アメリカ
監 督
ジェイク・カスダン
上 映 時 間
119分
公開時コピー
4人の高校生を吸い込んだゲーム[異世界]
その名は・・・
ジュマンジ
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
ドウェイン・ジョンソン
[as スペンサー/スモルダー・ブレイブストーン博士]
ジャック・ブラック
[as ベサニー/シェリー・オベロン教授]
ケヴィン・ハート
[as フリッジ/ムース・フィンバー]
カレン・ギラン
[as マーサ/ルビー・ラウンドハウス]
ニック・ジョナス
[as アレックス/シープレーン]
ボビー・カナヴェイル
[as ヴァン・ペルト]
リス・ダービー
[as ナイジェル]
アレックス・ウォルフ
[as スペンサー(高校生)]
マディソン・アイズマン
[as ベサニー(高校生)]
サーダリウス・ブレイン
[as フリッジ(高校生)]
モーガン・ターナー
[as マーサ(高校生)]
マーク・エヴァン・ジャクソン
[as 校長先生]
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あ ら す じ
気弱なゲームオタクの
スペンサー
、頭が悪いアメフト部の
フリッジ
、セルフィー大好きでうぬぼれ美人の
ベサニー
、そしてシャイで真面目なガリ勉の
マーサ
の4人は、それぞれ理由は違えど
校長先生
から放課後の居残りをさせられる。地下倉庫の片付けを言い渡された4人は、そこで古いテレビゲーム、“ジュマンジ”を見つけるのだった。
居残り作業もそっちのけでそれぞれプレイするキャラクターを選んでゲームを始めた4人は、なんとそのままゲームの中に吸い込まれてしまう。気がつくと周囲はうっそうと生い茂ったジャングルで、スペンサーは弱点なしの勇敢でムキムキ冒険家の
スモルダー・ブレイブストーン博士
、フリッジはケーキ、スピード、そして強さが弱点で武器係の動物学者
ムース・フィンバー
、マーサはタフだが毒に弱いセクシー女戦士
ルビー・ラウンドハウス
、そしてベサニーは考古学と古生物学に精通したデブオヤジの地図専門家
シェリー・オベロン教授
といった具合に、容姿やスキル、果ては性別までもがゲームキャラのそれに変わっていたのだった。
ゲームの案内人・
ナイジェル
によると、ジュマンジの世界が危機に瀕しているという。
ヴァン・ペルト
という男が、伝説のジャガー像から聖なる宝石を奪い、平和だったジュマンジにのろいが欠けられてしまったためだった。宝石をヴァン・ペルトから奪い返してジャガー像に戻し、元の平和なジュマンジに戻すというミッションを達成すればゲーム・クリアだという。
ゲームの世界から元に戻るためには、イヤでもゲームをクリアしなければならないが、各自に与えられたライフは3つで、つまりは3度命を落とすとゲームオーバーになってしまうのだ。果たして彼らはそれぞれのスキルを駆使し、無事元の世界に生還することができるのか・・・・・?
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たぴおか的コメント
ドウェイン・ジョンソンが主演で、4人の高校生がゲームキャラになってゲームをクリアする、その程度の予備知識だけで劇場に臨んだのだが、フリッジの変身後のキャラを演じているのが、私が非常に気に入っている昨年11月に公開された『セントラル・インテリジェンス』でコンビを組んだケヴィン・ハートと気づいた途端、またあのデコボココンビ(もっとも、この作品はコンビじゃなくカルテットだが)が観られるとあって俄然期待感が盛り上がった。
こういう作品は理屈抜きに大好きなのだ。アクションあり、ロマンスあり、友情あり、そして随所に爆笑シーンも盛り込まれていて、若干の下ネタも下品すぎず、老若男女を問わずに楽しめること間違いない。ひとつだけ、ジャック・ブラックがいつもの調子で突っ走りすぎるんじゃないかという懸念もあったのだが、周囲との調和を壊すことなく彼らしさを発揮しているのはさすがだ。また、ライフが残り1つになって急に怖じ気づいたブレイブストーンに対してフィンバーが言ったセリフが、妙に説得力をもって胸にジ〜ンと迫るものがあり、強く印象に残っている。
これほど主要キャラが命を落としても安心して観られる作品も珍しい(笑)。いや、安心して観られるどころか、死ぬシーンで思わず笑ってしまう(特に、ムース・フィンバーことフリッジがケーキで爆発するシーンなどは爆笑もの)。緊張と緩和のバランスも良く、全く終映時間を気にせずに一気に観られるのもいい。何かにつけて気弱で逃げ腰なドウェイン・ジョンソンが観られるのもこの作品ならではじゃないかな。
ルビー・ラウンドハウス役のカレン・ギランが、個人的には非常に気に入ったのだが、既に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』2作や『ザ・サークル』で既にお目にかかっているとは思わなかった。もっとも、『ガーディアンズ』では素顔を判別しようもないメイクのネビュラ役だったから、気づかなくても仕方ないと思うけど、あれほどの可愛らしさなのに『ザ・サークル』での印象が全く残っていないのは、今回のメイクと衣装が私のツボにはまったためだろうか。