評 価
File No.
2963
製作年 / 公開日
2018年 / 2019年03月15日
製 作 国
イギリス
監 督
ジョーシー・ルーク
上 映 時 間
124分
公開時コピー
女王は私ひとりだけ
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
シアーシャ・ローナン
[as メアリー・スチュアート(スコットランド女王)]
マーゴット・ロビー
[as エリザベスI世(イングランド女王)]
ジャック・ロウデン
[as ヘンリー・スチュアート(ダーンリー卿)]
ジョー・アルウィン
[as ロバート・ダドリー(レスター伯)]
ジェンマ・チャン
[as ベス・オブ・ハードウィク]
マーティン・コムストン
[as ジェームズ・ヘップバーン(ボズウェル伯)]
イスマエル・クルス・コルドバ
[as デビッド・リッチオ]
ブレンダン・コイル
[as マチュー・スチュアート]
イアン・ハート
[as メイトランド卿]
エイドリアン・レスター
[as ランドルフ卿]
ジェームズ・マッカードル
[as ジェームズ・スチュアート(マリ伯)]
デヴィッド・テナント
[as ジョン・ノックス]
ガイ・ピアース
[as ウィリアム・セシル(バーリー男爵)]
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あ ら す じ
スコットランドに生まれたカトリックの
メアリー・スチュアート
は、父・ジェームズV世が生後6日で亡くなったために0歳でスコットランド女王になったものの、イングランドの王位継承権を持つ彼女を警戒し、その命を狙うイングランドから逃れるため、幼くしてフランスへ渡る。15歳でフランス王太子と結婚して16歳でフランス王妃となったメアリーだったが、18歳で未亡人となり、母国スコットランドへ帰国する。
しかしスコットランドではプロテスタントが勢力を拡大させており、メアリーの周囲にも常に不穏な空気が漂っていた。一方、隣国イングランドでは、
エリザベスI世
が25歳で即位していた。未だ世継ぎのいないエリザベスI世とその側近たちは、次第にメアリーの動向に神経を尖らせていくのだったが・・・・・。
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たぴおか的コメント
いくらマーゴット・ロビーが出演するとはいえ、苦手とする伝記物でしかも主演がシアーシャ・ローナンとあっては、観る前から「寝てしまうのでは?」と戦々恐々だったのだが・・・・・案の定やってしまった。1〜2分程度だとは思うけど、作品の何カ所かに空白が生じてしまっている。私の中ではもはや定説となっている「シアーシャ・ローナン主演作に当たりなし」を覆すことはできなかった。
そもそもシアーシャ・ローナン、年齢を重ねるごとにますます可愛くなくなっているうえに、同世代の女優の中にあってズバ抜けた演技力があるわけでもなく(下手とは言わないが、彼女程度の演技力を持った女優は他にもいくらでもいるだろう)、ナゼこれほど重宝されるのか、理解に苦しむ。同性代の女優であれば、ミア・ワシコウスカやエル・ファニングの方がまだはるかにマシだろう。
だったらナゼこの作品を観たのか?と思われるだろうが、理由は単純明快で、マーゴット・ロビーがもうひとりの女王を演じているためだ。だが肝心のマーゴット・ロビーはと言えば、天然痘に罹ったエリザベスということで、非常に残念なメイクで美しさを隠して演じているのが残念過ぎる。マーゴット扮するエリザベスが「若くて美しいメアリーに嫉妬した」というくだりがあるが、マーゴットの方がシアーシャよりもずっと美人なのに、と反感を覚える始末で、2人のキャスティングが逆だったらもっと興味を惹かれていただろうだけに残念だった。
睡魔と戦って半ば意識が朦朧としかけていた私の頭にとって、最初からハッキリ区別できたのはガイ・ピアース演じるバーリー男爵のみで、あとのキャラクターは誰も彼も似たり寄ったりでまったく区別できなかったのも辛い。それがさらに睡魔に輪をかけるという負のスパイラルのせいで、もう作品を深く味わうなんて余裕すらないままに、ストーリーについて行くだけでいっぱいいっぱいだった。